独自動車大手のオペルは旗艦車「インシグニア」の新型ステーションワゴン「インシグニア・スポーツ・ツアラー」を6月24日に発売する。販売価格は2万6,940ユーロからの設定となり、セダンより1,000ユーロほど高い。
車体は全長4.99メートル。トランクルームの容量は560リットルだが、座席を倒すことで最大1,665リットルを確保できる。
セダンと同様にヘッドアップディスプレイやLEDヘッドランプ、テレマティクサービス「オンスター」が装備される。ガソリン車は排気量1.5または2.0リットル、最高出力は140PS(103kW)から260PS(191kW)。ディーゼル車は排気量が1.6または2.0リットル、最高出力で110PS(81kW)から170PS(125kW)の機種を揃える。ディーゼル車は四輪駆動仕様も用意する。走行距離100キロメートル当たりの燃費はエンジンの大きさによって異なるが、ディーゼル車で4.3リットル(CO2排出量112g/km)。ガソリン車では8.7リットル(CO2排出量199g/km)となる。