IT大手の米アップルがアイトラッキング分野のハード・ソフトウエアシステムを手がける独センソモトリック・インスツルメンツ(SMI)を買収したもようだ。アップルは拡張現実(AR)分野のポートフォリオを拡充する狙いとみられる。米メディア『MacRumors』が独自調査に基づいて報じた。アップルは報道内容へのコメントを控えている。
SMIは1991年の設立で、 視線の動きを追跡・分析するアイトラッキング製品を自動車や医療機器向けに手がけている。本社はベルリン近郊のテルトフで、米ボストンとサンフランシスコに事務所を構える。従業員数は60人。