ハンガリー中央統計局(KSH)が6月28日発表した2017年3-5月期の失業率は4.4%となり、前年同期から1.1ポイント低下した。15~74歳の失業者数は20万3,000人で、4万8,000人減少した。
年齢別では、15~24歳の若年層が10.8%、25~54歳の働き盛り層が3.9%で、それぞれ前年同期から3ポイント、1.1ポイントの幅で改善した。近年就労率が高まっている55~64歳の中年層は4.2%で横ばいだった。
性別でみると、男性は1.2ポイント減の4.2%、女性は0.9ポイント減の4.7%だった。
平均失業期間は16.6カ月で、失業期間が1年以上の長期失業者は全体の44.2%を占めた。
5月末時点の求職者数は28万8,000人で、前年5月末を6.3%下回った。