ポーランド通信大手プレイが上場へ、IPOで13億ユーロ調達

ポーランド2位の携帯電話サービス事業者プレイは3日、ワルシャワ証券取引所に上場すると発表した。新規株式公開(IPO)では、投資会社2社が保有する株式のうち約49%を売却し、最大13億ユーロを調達する。欧州通信業界での上場としては、過去5年で最大規模となる。

同社が提示したIPOの仮条件によると、売り出し価格は最大44ズロチ(約10.4ユーロ)。これに基づく時価は11.2億ズロチとなり、ポーランド有数の上場企業となる。

プレイは2007年にサービスを開始。08年に5%弱だったシェアは現在、27%まで拡大した。昨年の売上高は前年比13%増の61億ズロチに上る。

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