シャフトやジョイントなどの部品メーカーである独IFAグループ は6月29日、ポーランド南部のウヤズドに建設した新工場(IFAポルスカ)の開所式を行った。新工場では高級車向けのサイドシャフトを生産する。建設投資は約1億ユーロ。当初は、従業員約120人が1日あたり最大2,000本のサイドシャフトを生産する。4段階に分けて進める工事が完了すると、生産能力は2019年に1日あたり1万2,000本に拡大する計画となっている。これは1年あたりの生産能力で最大300万本に相当する。従業員数も約500人に拡大する予定。同工場には試験スペースも設置する計画で、新しい開発拠点の役割も担う。IFAグループの世界の拠点数は、IFAポルスカの建設により、計8カ所(開発・生産拠点)に拡大する。同グループの世界従業員数は約2,500人。