BMW、蘭フィリップス役員を販売担当取締役に

独高級車大手のBMWグループは7月20日、ピーター・ノタ氏(52)が2018年1月1日付けで同社の取締役に就任し、販売、BMWブランド、BMWグループのアフターセールスを担当すると発表した。ノタ氏は、蘭電機大手ロイヤルフィリップスからBMWグループへの転職となる。現職のイアン・ロバートソン取締役(販売担当)は、2018年6月30日に定年退職するまで、英国事業顧問として引き続きBMWグループに勤務する。

ノタ氏は、オランダ出身で、ロイヤルフィリップスではパーソナルヘルス事業担当取締役およびチーフマーケティングオフィサーに就いていた。また、それ以前には、独化学大手バイヤスドルフのマーケティング・イノベーション担当取締役、英・オランダ系の食品・日用品大手ユニリーバでは、英国、ドイツ、オランダ、ポーランドで様々な管理職を務めた経歴を持つ。

ロバートソン取締役は英国出身(1958年生まれ)で、約10年に渡りBMWグループの取締役として販売やマーケティングを統括してきた。BMWでは、取締役が60歳までに定年退任する慣例がある。

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