独自動車部品大手のコンチネンタルはこのほど、ドイツのレーゲンスブルクで開催したサプライヤーデー2017で、2016年の生産年を対象としたサプライヤー賞「サプライヤー・オブ・ザ・イヤー」の授与式を行った。同賞は2008年から授与している。
コンチネンタルのデーゲンハルト社長は授与式で、世界規模でのプラットフォームコンセプトの導入による生産の複雑化や顧客の品質要求の高まりに言及し、「品質は今日では、顧客満足度を計るための目標ではなく、必須(マスト)項目となっている」とコメントした。
また、コンチネンタル・オートモーティブのギュンター・フェラ購買部長は、昨年は、(コンチネンタルに)量産部品を供給するサプライヤーが2,700社以上、部品点数(部品番号)は12万以上に上った、と説明し、このような複雑な生産においては、品質だけでなく、高度な物流システムも求められる、と指摘した。また、今日においては柔軟かつ迅速にニーズの変化に対応することがより一層、重要になっている、ともコメントした。
2016年の「サプライヤー・オブ・ザ・イヤー」では、下記6分野の計15製品カテゴリーを表彰した。