工作機械業界、4‐6月新規受注7%減に

独工作機械工業会(VDW)が1日発表した独業界の4-6月期(第2四半期)の新規受注高は前年同期比で7%減少した。国内受注が27%減と大幅に落ち込んで、全体を強く押し下げた格好。国外受注はユーロ圏がけん引車となり、4%増加した。1-6月期(上半期)の受注高は前年同期比1%減で、内訳は国内が15%減、国外が6%増だった。

国内受注が振るわないのは、比較対象の昨年上半期は受注水準が極めて高かったためだ。昨年下半期は受注水準が高くなかったうえ、現在はドイツ企業の景況感が良好なことから、VDWは下半期の国内受注好転を見込んでいる。

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