独産業用ロボット・機械設備大手のクーカ(KUKA)は2日、2017年1-6月期(上半期)の受注高が前年同期比20.4%増の19億7,480万ユーロに拡大したと発表した。受注好調を受けて、2017年通期の売上予想を約33億ユーロに上方修正した。これは従来予想を約2億ユーロ上回り、前年比では約12%の増収となる。Ebitベースの売上高利益率では5.5%超を見込んでいる。
上半期の受注高は、前年同期を20.4%上回る19億7,480万ユーロとなった。部門別では、ロボティクスが、前年同期比33.1%増の4億9,390万ユーロを確保した。同部門では、一般工業、自動車、サービス分野、地域では中国と北米での受注が伸びた。システムズ部門の上半期の受注高は前年同期比7.1%増の8億8,420万ユーロ、スイスログ部門は前年同期比38.4%増の4億6,490万ユーロにそれぞれ拡大した。
クーカ・グループの上半期の売上高は17億9,850万ユーロとなり、前年同期比で34.9%の増収だった。営業利益(Ebit)は同76.4%増の8,240万ユーロとなった。