チェコの4-6月GDP、4.7%増に上方修正

チェコ統計局(CSU)が9月1日発表した2017年4-6月期(第2四半期)の国内総生産(GDP)は実質ベースで前年同期比4.7%増となり、速報値(8月16日発表)の4.5%増から0.2ポイント上方修正された。前期比も2.3%増から2.5%増に引き上げられた。

項目別にみると、個人消費が前年同期から4.4%拡大。政府支出も1.9%増え、最終消費支出は合わせて3.6%増加した。総資本形成は3.5%増加。在庫品は減少したものの、固定資本形成が7.7%伸びてプラスを確保した。輸出は7.3%、輸入は6.2%それぞれ増加した。

前期比では総資本形成が6.3%増加して全体を押し上げた。個人消費は1.8%増、政府支出は0.4%増となり、最終消費支出は1.4%伸びた。輸出の伸び率は2.6%で、輸入の同3%を下回った。

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