ベラルーシ統計局がこのほど発表した2017年1-7月期の鉱工業生産高は前年同期比で6%増加した。7月単月では前年同月比5.4%増となった。
1-7月期は製造業が6.5%増加し、生産拡大をけん引した。一方、エネルギー(電気・ガス・スチーム・暖房)が5.3%減少したほか、鉱山業(2.9%減)、水道・廃棄物処理(0.7%減)も振るわなかった。
製造業では機械製造が21.8%の大幅増となったほか、製材・製紙が16.6%、化学が5.9%増加して全体を押し上げた。医薬品(10.4%増)、織物・衣料品(10.0%増)、電気機器(9.7%増)、ベースメタル・金属加工(8.1%増)も好調だった。一方、コークス・石油が16.5%の大幅減となり、自動車も0.3%減と低調だった。