カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルは、9月に開催されるフランクフルト国際モーターショー(IAA)に、米国自動車技術会(SAE)の定義でレベル4までの自動運転を可能にする新しいプラットフォーム「Max4」を出展する。
「Max4」は、カメラ、レーダー、ライダー(LiDAR)、超音波センサーを計算プラットフォーム(compute platform)と組み合わせた。高速道路だけでなく、市街地でもレベル4までの自動運転が可能となる。
マグナによると、「Max4」は、ハイブリッド車、電気自動車も含め、自動車メーカーの既存のプラットフォームだけでなく、将来のプラットフォームにも組み込むことができる。大きな設置スペースを必要としないため、自動車メーカーは自由なデザインができるという。また、生産量の多いモデルにも対応し、アップグレードも可能という。
自動運転中はディスプレーが光る仕組み。ボタンを押すだけで自動運転に切り替えることができ、ブレーキやボタン操作で自動運転機能を解除できる。