モービルアイ、エストニアで自動運転車の路上試験を検討

カメラベースの先進運転支援システムを開発するイスラエルのモービルアイが、同社のシステムを搭載した自動運転車による路上試験をエストニアで実施する意向を持っていることがわかった。同国の日刊紙『エースティ・パエバレート』が先ごろ報じた。政府関係者は計画に関心を示す一方で、欧州連合(EU)の車両規制に抵触する可能性について懸念を表明した。

先週首都タリンで同社と会合を持ったエストニア政府のロボット車両専門部会のアクシイム氏は、興味深い技術である上コスト面でも有利だと述べる一方で、EUの車両規制に合致している必要があると付け加えた。

同社の自動運転技術は衝突回避やドライバーの疲労検知、歩行者の飛び出し探知などのシステムを備えている。

1999年に設立されたモービルアイは今年8月、米半導体大手のインテルに買収された。同社の事故回避システムは20社以上の自動車メーカーの250以上のモデルに採用されている。

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