ドイツで14日、フランクフルト国際モーターショー(IAA、トレードデー:9月14~15日、一般公開:9月16~24日)が開幕した。約1,000社が出展しており、デジタル化、都市交通(アーバンモビリティ)、電気駆動車(エレクトロモビリティ)に重点を置いた技術に注目が集まっている。14日の開幕式典には、ドイツのアンゲラ・メルケル首相のほか、フェイスブックのシェリル・サンドバーグ最高執行責任者(COO)が出席した。
今回のIAAのコンセプトは「未来を体験する(Future now)」。主要テーマは「デジタル化」で、9月14~17日には、IT大手などが参加・出展する「ニューモビリティワールド」が開催される。
独自動車工業会(VDA)によると、今回は363件の初公開があり、うち、世界初公開は228件、欧州初公開は64件、ドイツ初公開は32件、研究調査は39件となっている。また、世界39カ国から994社が出展しており、50社を超える乗用車メーカーが参加している。