ドイツ貿易・投資振興機関がまとめた仏自動車工業会(CCFA)の統計によると、同国の2016年の新車登録台数は前年比5.7%増の247万8,490台に拡大した。
うち、乗用車は5.1%増の201万5,186台、小型商用車(5トン以下)は8.1%増の41万97台、トラック(5トン超)も13.0%増の4万7,148台と、それぞれ前年同月を上回った。バスは6,059台となり、9.9%減少した。
同国の自動車生産の長期トレンドを見ると、乗用車生産は1990年~2013年の間に329万台から146万台へとほぼ半減している。2014年は増加に転じ、2015年も155万3,800台と、前年に比べ3.6%増加した。商用車も47万4,178台から28万1,843台にほぼ半減していたが、2015年は41万6,200台に回復した。
ドイツ貿易・投資振興機関によると、世界の乗用車生産に占めるフランス車の割合は1980年の約10%から2015年は約2.3%へと大幅に後退している。