キッチン家具業界売上、上期2.4%減に

独キッチン家具製造業連盟(VdDK)が18日発表した独業界の上半期の売上高(国内売上高と輸出高の合計)は前年同期比2.4%減の23億8,312万ユーロへと後退した。国内が4.2%減の14億4,110万ユーロに落ち込んだことが響いた格好。輸出高は0.5%増の9億4,201ユーロとわずかに拡大した。

VdDKは国内販売が2014年までは大きな更新需要の効果もあり力強く拡大したが、現在は住宅需要減少の影響で落ち込んでいると指摘した。上半期の建築許可件数は前年同期比で7.3%縮小した。家賃と地価の上昇で消費者の家具購入予算が圧迫されていることもマイナス要因だとしている。

輸出はフランス、オランダ、ベルギー、中国向けが増加。スイス、オーストリア、英国向けは減少した。

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