独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は14日、8月の販売台数が8万6,100台となり、前年同月を6.7%上回ったと発表した。旗艦モデル「スペルブ」や年初発売の大型SUV「コディアック」がけん引した。シュコダ自は、来月末の新小型SUV「カロック」市場投入を控え、今後も好調が続くと見込んでいる。
市場別にみると、最重要市場の欧州で8.5%増の4万8,200台に伸びたほか、インドは76.2%増の1,700台、ロシアは10.5%増の5,000台と大きな伸びを記録した。一国として最大の市場である中国は前年同月並みの2万6,000台を維持した。
モデル別では「スペルブ」が1万800台と17%増加。「コディアック」も1万1,200台と好調だった。