ディスカウントスーパー大手の独リドル(ネッカーズルム)が、チェコでネットショップを立ち上げる。実用試験を経て、冬前の本格スタートを見込む。
同社が中東欧でオンライン販売を行うのは今回が初めて。ネットショップの稼働により、実店舗で長蛇の列ができたり、商品が品切れになったりすることを防げると見込んでいる。
ネット販売の対象となるのは消費財で、生鮮食品はあつかわない。昨年プルゼニで開所した物流センターから発送し、注文から3日以内に配達する。同物流センターは面積4万4,000平方メートル。在庫品目数は約2万品目に上る。
リドルはすでに本国ドイツのほか、ベルギーとオランダでオンライン販売を行っている。消費財に加え、パスタ、缶詰などの保存食品、ワイン、蒸留酒などのアルコール飲料を扱う。