通信衛星運営のブルガリアサット、ドイツ同業と提携

ブルガリアの通信衛星運営事業者ブルガリアサット(ソフィア)は13日、ドイツ同業のメディアブロードキャスト・サテライト(ケルン)と提携すると発表した。通信衛星「ブルガリアサット1」の顧客基盤を拡大する狙い。

ブルガリアサット1はブルガリア初の静止通信衛星で、今年7月3日、軌道に乗ったばかり。メディアブロードキャストは同衛星を利用し、東欧顧客向けサービスを拡充する。

ブルガリアサットは2011年の創立。衛星放送大手ブルサットコムの関連企業であるブルガリアサット・ホールディングが全額出資している。

メディアブロードキャストは、欧州・中東・アフリカの放送事業者向けに、プレイアウト(番組送出)システム、多重化、暗号化、アップリンクなど包括的なサービスを提供している。

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