矢崎総業は26日、セルビア西部のシャバツで新工場の開所式を行った。投資額は2,500万ユーロで、セルビアに対する日系企業のグリーンフィールド投資として過去最大だ。2019年末までに1,700人を雇用する。
新工場はシャバツ工業団地内にある6.85ヘクタールの敷地に建設された。建物面積は3万平方メートル。現時点で500人が働く。
同工場ではトラック用ワイヤーハーネスを生産し、独ダイムラーに供給する。年間売上高として1億2,000万ユーロを予定する。
今回の投資に当たっては政府から1,010万ユーロの助成を受けたほか、市当局からはインフラ設備の形で240万ユーロ相当の支援を受けた。