BMWとMINI、18年半ばから音声アシスタント「アレクサ」を全面導入

独自動車大手のBMWは9月27日、BMWブランドおよび小型車ブランドMINIの全モデルに2018年半ばから米アマゾンの音声アシスタント「アレクサ(Alexa)」を導入すると発表した。米国、英国、ドイツで開始する。同措置により、顧客のデジタルライフと車との統合をさらに進める。同サービスは、車両に組み込まれているSIMカードを使用しているため、スマートフォンは必要ない。

「アレクサ」の導入により、ドライバーは運転中に音声操作で、到着地の天候や映画などのエンターテイメント情報を確認したり、お気に入りの音楽をリスト化したプレイリストを再生することができる。

BMWはすでに、米国、英国、ドイツで2016年9月から、同社のモビリティーサービス「BMWコネクテッド」を「アレクサ」と連携し、自宅から音声操作で燃料や車載充電池の残量を確認したり、スケジュールや到着地へのルート、所要時間を確認できるサービスを導入している。今回の措置により、ドライバーは自宅で利用できるほぼ全ての音声サービスを車内でも利用できるようになる。

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