シュコダ自、EV用バッテリー生産へ

チェコ自動車大手のシュコダはこのほど、親会社の独フォルクスワーゲン(VW)向けに電気自動車(EV)用バッテリーを生産することを明らかにした。生産を受け持つのはムラダー・ボレスラフの本社工場で、これまでエンジンやトランスミッションを生産するために使用してきた生産ラインの一部をバッテリー向けに利用する。

シュコダは自社でも2025年までに5種類のEVを生産する計画だ。当面は既存の中型車「スペルブ」やSUV「コディアック」にEVモデルを追加するが、将来的にはEVの新モデルを開発する予定。

シュコダはチェコ政府に対し、道路の新設など同工場周辺のインフラを今後5年間で改善するよう求めている。またEモビリティと自動運転車の開発、生産のデジタル化に関して、政府との間で協力に関する覚書を調印する予定だ。

上部へスクロール