BMW、ロシア工場を検討

BMWは同社にとって初めてとなるロシア工場の建設を検討している。候補地としてバルト海沿岸のカリーニングラードを視野に入れている。同社が先ごろ、ロシア現地紙『ベドモスチ』の報道を追認する形で明らかにした。

BMWによると、同社はロシアを成長市場と見なしており、将来の工場建設について現在、調査している。BMWはロシアでは1999年から、カリーニングラードに工場を持ち、自動車の受託生産を手がけるロシアのアフトトルにロシア市場向けの車両の生産を委託している。今後さらにロシアでの生産を強化するため、カリーニングラードを工場の建設候補地として検討対象としているという。

また、BMWは、現地政府とアフトトルとはすでに話し合いの機会を持ったが、市場動向や規制政策などを厳密に見極め、今後決定する方針を示している。

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