独ヘラー、インド事業強化

独自動車照明・電子部品大手のヘラーはこのほど、インド北西部グジャラート州メーサナの近郊に電子部品の第2工場を建設すると発表した。2019年初めに開設する予定。新工場の建設により、インドの西部と南部の顧客への距離が近くなる。2017年半ばには、インド南部のタミルナードゥ州コインバトールで自動車照明技術の開発センターの業務を開始している。

第2工場の建設では、第1フェーズで約500万ユーロを投資する。生産面積は約4,000平方メートルで、従業員数は約100人を予定している。当初は主に国内市場向けにアクセルペダルセンサーを生産する。第2フェーズでは、他の部品も加わる予定。

ヘラーはすでに、インド南東部のチェンナイに照明部品の開発拠点を持つ。コインバトールの新開発センターでは主に、ヘッドランプ、リアコンビネーションランプ、照明モジュールおよび照明用電子部品を開発する。従業員数は今後数年で200人を超える見通しという。

ヘラーは1980年代からインドに進出しており、現在は国内6拠点に1,700人を超える従業員を抱えている。

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