Daimler

独自動車大手のダイムラー は13日、傘下のメルセデスベンツのブラジル現地法人が、ブラジル保健省が実施した入札で、救急車800台を納入する大型受注を獲得したと発表した。納入するのは主力バンの「スプリンター」で、800台のうち225台はすでに納車済み。救急車は納車後ただちに全国に配備・運用される。ダイムラーは今回の大型受注について、「スプリンター」の高度な車両技術と信頼性、低稼働コストが評価されたとみている。南米市場における「スプリンター」の販売好調で、メルセデスベンツの大型バンセグメントにおける市場シェアは9月現在で前年比9％ポイント増の33.9％に拡大している。