フィリップス、7~9月期は10%増益

欧州医療機器大手のフィリップス(オランダ)が23日発表した2017年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は4億2,300万ユーロとなり、前年同期から10%増加した。中国など新興国での販売が好調で、収益を押し上げた。

売上高は4%増の41億4,800万ユーロ。販売は西欧、北米で不調だったが、中国、中南米、インドなど新興市場で画像診断機器、情報通信技術を活用した遠隔医療支援システムをはじめとする「コネクテッドケア&ヘルスインフォマティクス」関連機器を中心に伸び、増収増益を確保した。

上部へスクロール