BASF、7~9月期の純利益50%増

化学大手の独BASFが24日発表した2017年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は、前年同期比50%増の13億3,600万ユーロだった。基礎化学品部門が好調で全体をけん引した。売上高も9%増の152億5,500万ユーロに拡大した。

基礎化学部門の売上高は25%増の40億2,300万ユーロ。販売量の増加と販売価格の上昇が収益を押し上げた。

その他の化学関連部門はすべて減益となった。基礎化学品の調達コスト上昇が響いたため。農業化学部門はブラジル市場の低迷が打撃となった。

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