コンチネンタルとオスラム、自動車照明の合弁設立で基本合意

独自動車部品大手のコンチネンタルは6日、独照明大手のオスラムと合弁会社を設立する方針を発表した。最新の照明技術と電子部品やソフトウエアを組み合わせ、自動車向けのインテリジェントな照明ソリューションを開発・生産・販売する。

合弁会社オスラム・コンチネンタルは、本社をミュンヘン地区に置く予定。出資比率はそれぞれ50%とする。拠点は世界17カ所、従業員数は約1,500人の規模となる。売上高では5億ユーロ前後を目指す。

合弁会社には、オスラムが自動車向けの固体照明(SSL:solid state lighting)モジュール事業を、コンチネンタルはボディ&セキュリティ事業分野から照明制御事業を統合する。これにより新会社は、半導体ベースの照明モジュールなど、両社の最新技術を組み合わせた革新的な照明モジュールをより迅速に市場投入できるようになる。

同計画は今後、拘束力を持つ契約についての合意や、両社の監査役会の承認、当局の認可などを経て実現する。新合弁会社は2018年に業務を開始する予定。

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