ハンガリーの10月インフレ率2.2%、2カ月連続で低下

ハンガリー中央統計局(KSH)が9日発表した10月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.2%増となり、上げ幅は前月の2.5%から縮小した。インフレ率の低下は2カ月連続。

「食品」の上げ幅は前月の3.1%から3.3%へ、「アルコール飲料・たばこ」は6%から6.8%へ拡大したものの、自動車燃料を含む「その他の製品」が2.7%から0.8%に縮小。「サービス」も1.8%から1.6%へ低下し、全体を押し下げた。

価格変動の激しい食品と燃料を除いた基礎インフレ率(季節調整済み)は2.7%で、前月から0.2ポイント縮小した。

同国の今年のインフレ率は2月の2.9%をピークに下降に転じ、6月は1.9%まで低下したものの、8月は2.6%に上昇していた。

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