仏PSA、スロバキアでEV駆動用モーターを生産

自動車大手の仏プジョー・シトロエン(PSA)が、スロバキアのトルナヴァ工場で電気自動車(EV)の駆動用モーターを生産する。現地紙『スペクテーター』が21日、同工場の広報担当者の話として報じたもので、早ければ2019年末、遅くとも20年中に製造を開始する。PSAが全モデルでEV車を発売する計画であることから、トルナヴァで完成車も手がけるのではという観測が広がっている。

PSAは従来、トルナヴァ工場におけるコンパクトモデル「シトロエンC3」の増産計画に沿い、小型ガソリンエンジンの生産を立ち上げる方針だった。今回、これを取りやめ、電動モーターの製造に切り替えた。

上部へスクロール