チェコのシュコダ自動車が14日発表した10月の販売台数は前年同月比9.7%増の10万7,400台となり、10月単月としては過去最高を記録した。販売台数の増加は23カ月連続。ロシアと欧州、インドで大きく伸びたほか、2月発売の大型SUV「コディアック」がけん引した。
販売台数を地域別に見ると、西欧は8%増の3万8,300台で、主力のドイツは10.7%増の1万4,700台だった。中欧は15%増の1万8,200台へと拡大し、本国チェコは11.5%増の8,400台だった。東欧ではロシアが23.8%増の5,700台で、同国を除いた台数は11.7%増の3,700台だった。
国別で最も販売台数が多い中国は3.2%増の3万3,000台だった。インドは7.7%増の1,600台に拡大した。
モデル別では「コディアック」が1万2,500台と好調で、旗艦モデルの「スペルブ」も1万2,800台と4.5%増加した。10月末に発売を開始した小型SUV「カロック」は1,400台と順調な滑り出しを見せた。