AGCチェコ、工場自動化に1億コルナ投資

旭硝子の自動車ガラス部門であるAGCオートモーティブが、チェコ北西部のフデジツェ工場に今後3年間で最大1億コルナ(約400万ユーロ)を投資する。製造工程の自動化が目的。人員削減は予定していない。

投資の重点は協働ロボット(人と同じスペースでともに作業するロボット)の導入だ。昨年、試験的に1台を設置したが、来年にもう1台増設する。

協働ロボットは特殊ガラスのコーティング工程に導入される。従業員1~2人分の作業能力があるが、AGCでは過去2年に1,000人弱の増員を実施したことを指摘した上で、「人員削減にはつながらない」とコメントしている。

フデジツェ工場は旭硝子グループ最大の自動車ガラス工場で、2,600人が働いている。(1CZK=5.16JPY)

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