シーメンス―IoT分野で独IT大手と提携―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は23日、独IT大手ソフトウエアAGとモノのインターネット(IoT)の分野で提携すると発表した。顧客メーカーのデジタル化を支援することが狙いで、メーカーが独自のアプリケーションとサービスを提供できる環境を提供する。

シーメンスは産業用オープンIoTオペレーションシステム「マインドスフィア」を通してメーカーのIoT事業を支援している。また、ソフトウエアAGはメーカーが利用する機械をネットワーク化しクラウドベースで制御するためのプラットフォームを提供している。

今回の提携では、ソフトウエアAGの同プラットフォームを通して機械や製品、システムから収集されたデータをマインドスフィアに統合して分析できるようにし、顧客メーカーがメインテナンスや電力管理、リソース最適化などのサービスを提供できるようにする。

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