日本発条、ハンガリーに新工場・生産能力増強

日本発条(横浜市)は11月24日、自動車用懸架ばね(サスペンション)を生産するハンガリー子会社のNHKスプリング・ハンガリーが新工場を建設すると発表した。受注増加を受けた措置で、既存工場に隣接する場所に新工場を建設する。新工場は2019年11月に稼働する予定。

NHKスプリング・ハンガリーは2015年4月の設立で、現在、エステルゴム県タタ市でコイルばねとスタビライザーを生産している。従業員数は77人(2017年9月1日時点)。敷地面積は約8ヘクタールで、既存工場の建屋面積は約1万2,000平方メートルとなっている。

新工場の建屋面積は2万3,000平方メートルで、投資は136億ハンガリーフォリント(約49億円)となる。既存工場を合わせた2025年の生産能力は、コイルばねが650万本、スタビライザーは250万本となる計画。

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