西Torrot、3輪電動スクーターを発表

電動自転車や電動スクーターを製造するスペインのTorrotは、イタリアのミラノで11月に開催されたオートバイ・スクーター見本市「国際モーターサイクルショー(EICMA)」で、3輪の電動スクーター「Velocipedo」を発表した。ウェブサイト上で受注を開始しており、ドイツ市場では2018年9月に出荷を開始する予定。販売価格は6,000ユーロ(付加価値税抜き)。

「Velocipedo」は、前方が2輪、後方が1輪の3輪スクーターで、標準モデルと配送業務用のカーゴバージョンの2車種がある。標準モデルは2人乗りで、ルーフとシートベルトが付いているため、ヘルメットを着用しなくてもよい。カーゴバージョンは1人乗りで、フロントにウインドスクリーン(風防)が付いておりヘルメットの着用義務がある。後部に容量210リットルの収納ケースが装備されている。

「Velocipedo」は、取り出し可能なリチウムイオン電池を5個搭載しており、1回のフル充電で最大150キロメートルを走行することができる。6個目の電池をオプションで購入することもできる。また、出力10kWの電気モーターとベルトドライブを装備しており、最高速度は時速約90キロメートルに制限されている。

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