欧州食品・飲料大手のネスレ(スイス)は11月28日、キューバに新工場を開設し、コーヒー、ビスケットなどの生産を開始すると発表した。投資額は5,500万ドルに上る。
同社はキューバの国営食品会社コラルサと合弁会社ネスコルを設立し、マリエル経済特区に新工場を開設する。2019年末の完成を予定している。
新工場は敷地面積60万2,799平方フィート(約5万6,000平方メートル)、延べ床面積13万9,930平方フィート。「ネスカフェ」をはじめとするコーヒー製品やビスケット、粉末飲料などを生産する。
ネスレはキューバで、既に2件の合弁事業を展開し、アイスクリーム、ミネラルウオーターなどボトル入り飲料を生産している。ネスコルは3件目の合弁事業となる。