BASF―上海に化学触媒工場開設―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は11月30日、上海化学工業団地に化学触媒の大型工場を開設したと発表した。アジア太平洋地域に同社が化学触媒工場を設置するのは初めて。同地の化学産業の成長を背景に拡大する需要に対応する考えだ。生産能力は明らかにしていない。

新工場では卑金属触媒と吸着剤を生産する。上海にある研究開発拠点「イノベーション・キャンパス・アジア・パシフィック」と緊密に連携。現地顧客の個別ニーズに対応した製品を開発、生産していく。

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