チェコのシュコダ自動車が13日発表した11月の販売台数は前年同月比17.5%増の11万4,600台となり、単月として過去最高を記録した。販売台数の増加は24カ月連続。中国、中東欧、ロシア、トルコでの販売が特に好調だった。
販売台数を地域別に見ると、西欧は7.9%増の4万100台で、主力のドイツは10.3%増の1万6,100台だった。中欧は18.6%増の1万9,100台で、このうち本国チェコは3.9%増の8,300台だった。ロシアを除く東欧は18.9%増の3,800台、ロシアは19.4%増の5,700台だった。
シュコダの最大市場である中国の販売台数は過去最高の3万4,000台で、23.4%増加した。市場規模は小さいものの、トルコが49.4%増(3,300台)、イスラエルが47.8%増(1,700台)、インドが43.0%増(1,400台)と急成長した。
モデル別販売台数は大型ファミリーカー「スペルブ」が10.4%増の1万3,000台、コンパクトカー「オクタビア」が4.4%増の4万1,000台、小型車「ファビア」が7.5%増の1万8,400台と好調だった。今年2月に市場投入した新型SUV「コディアック」も1万3,200台で販売が安定している。