ロスネフチ、20年までに10%増産

ロシア石油最大手の国営ロスネフチは18日、新5カ年計画を発表し、2020年までに年産量を3,000万石油換算トン(toe)増やす方針を明らかにした。今年の2億8,100万toe(推定値)の10.7%に当たる量で、黒海プロジェクトやベネズエラ事業拡大などで実現を目指す。

セチン最高経営責任者(CEO)によると、増産で現金収入(キャッシュフロー)は4,200億ルーブル(60億7,100万ユーロ)増える見込み。ボーリング調査を開始したばかりの黒海深水鉱区や、16日に開発権を取得したベネズエラの天然ガス海洋鉱区2ブロックが大きく貢献し、時価総額が15~20%拡大するとみている。(1RUB=1.92JPY)

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