高級車大手の独BMW(ミュンヘン)は12月29日、物流大手ドイツポストの電気自動車(EV)子会社ストリートスクーターに車載電池モジュールを供給すると発表した。BMWはすでに、電動船外機製造の独トルキード(Torqeedo)向けにも電池モジュールを提供しており、供給先を拡大することになる。
BMWのEV「i3」と同じ電気モジュールをストリートスクーターに供給する。同モジュールはリチウムイオン電池セル12個からなり、電池パックはモジュール8個で構成される。同パックの容量は33キロワット時。BMWグループで電動車両の中核拠点と位置づけられる独ディンゴルフィング工場で生産される。