ハンガリー失業率、9-11月は3.8%に改善

ハンガリー中央統計局(KSH)が4日発表した2017年9-11月期の失業率は3.8%となり、前年同期から0.7ポイント低下した。15~74歳の失業者数は17万7,500人で、3万人減少した。

年齢別では15~24歳の若年層の失業率が10.4%とダントツで高く、25~54歳の働き盛り世代は3.4%、55~74歳の高年齢層は2.8%だった。ただ、失業率の低下幅は15~24歳の1.3ポイントが最も大きく、25~54歳は0.5ポイント、55~74歳は0.9ポイントにとどまった。

性別でみると、男性は1ポイント減の3.4%、女性は0.3ポイント減の4.3%だった。

平均失業期間は16.3カ月で、失業期間が1年以上の長期失業者は全体の42.5%を占めた。

11月末時点の求職者数は25万8,000人で、前年11月末を5.7%下回った。

上部へスクロール