独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)グループは4日、米ラスベガスで開催される家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」(2018年1月9~12日)で、自動運転技術を開発する米新興企業オーロラ・イノベーションとの戦略提携を発表すると明らかにした。自動運転車を活用した都市部おけるモビリティ(移動)サービスの開発で協力する。
VWグループは、「あらゆる人々にボタン一つで利用可能なモビリティを提供する」というビジョンを掲げており、子供、年配者、病人、身体障害者なども含めたあらゆる人にとって容易に利用できるモビリティサービスの提供を目指している。
VWとオーロラ・イノベーションは半年前からすでに、センサーやハードウエア、ソフトウエア、機械学習、人工知能などを含むオーロラ・イノベーションの自動運転システムをVWグループのプラットフォームに統合するための作業を共同で進めている。