ドイツ機械工業連盟(VDMA)は17日、独精密工具業界の2017年の売上高が前年比で7%増加し、100億ユーロを大幅に上回ったと発表した。クランプが9%増加して全体をけん引。切削工具と金型もそれぞれ7%、5%増えた。国内受注にようやく勢いが出てきたことから、業界売上が今年も5%増加すると見込んでいる。
1-9月期の業界輸出高が最も大きかった仕向け先国は米国で、前年同期比13%増の5億1,664万ユーロに拡大した。2位は中国(22%増の4億6,799万ユーロ)、3位はオランダ(12%増の3億5,878万ユーロ)が続いた。