VW、デジタル・オートハウス向けの研修コンセプトを準備

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)が新たなサービス部門の研修コンセプトを準備している。背景には自動車販売市場における急激な変化に対応した長期的な人材養成が喫緊の課題となっていることがある。新たな研修コンセプトは将来のデジタル自動車ディーラー(デジタル・オートハウス)を見据えている。新コンセプトは「基本研修」と「強化研修」に分かれており、例えば、基本研修を修了した者が「営業アシスタントから営業コンサルト」に昇進・業務転換できるとしている。

また、職業訓練生などの見習い社員も初日から各ディーラーにおいて基本研修を受けることになり、修了資格を取得した後に強化研修の段階に進めるようにする。VWは、ディーラーにおける営業アシスタント、営業コンサルタント、部品販売員など各部門に対応した強化研修のプランを準備しているという。

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