独自動車部品大手コンチネンタルのゴム・プラスチック子会社コンチテックは23日、ハンガリー北東部のニーレジハーザ工場の拡張工事を終え、開所式を行った。投資額は60億フォリント(約1,900万ユーロ)で、うち20億フォリントを政府の助成で賄った。
同工場では2つめとなるゴム製造ラインのほか、空調用ホースとエアサスペンションの生産施設を新設した。物流施設も近く完成する予定。従業員200人を新規雇用し、合計で500人に増員した。
コンチネンタルグループは同国でニーレジハーザのほか、ブダペスト、ヴェスプレーム、セゲド、バーチ、マコー、ブダエルシュの計7拠点で生産やソフトウエア開発業務を手掛けている。コンチテック・ハンガリーの2016年の税引き後利益は32億フォリント(1,000万ユーロ)、売上高は179億フォリント(5,800万ユーロ)だった。