ハンガリー平均賃金、1-11月は12.8%上昇

ハンガリー中央統計局(KSH)が19日発表した2017年1-11月期の賃金統計によると、平均賃金(名目ベース)は月額29万4,200フォリント(約950ユーロ)となり、前年同期から12.8%上昇した。実質賃金も同率で増加し、19万5,700フォリント(約630ユーロ)となった。KSHは平均賃金上昇の背景として、最低賃金の増額や、公共部門及び公営企業における給与水準の上昇を理由に挙げた。

公共部門の1-11月期の平均賃金は手取りベースで16.1%上昇した。民間部門の上昇率は11.4%だった。

業種別では金融・保険部門が55万6,100フォリント(約1,800ユーロ)で最高となった。最も低かったのは健康・社会福祉部門で18万3,400フォリント(約590ユーロ)だった。(1HUF=0.44JPY)

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