BMWの自動運転開発連合に現代自が参加か

独自動車大手のBMWグループなど3社が2016年に発足させた自動運転プラットフォームの開発連合に韓国の現代自動車が参加するとの観測が浮上している。独『アウトモビルボッヘ』紙が5日、報じたもので、数週間前から交渉を行っており、1-3月期中に終了する見通しという。BMWの広報担当者は「我々は多くの様々なパートナーと協議している」の述べるにとどめ、報道内容へのコメントを控えたものの、同社は同開発連合にアジアのメーカー1社が新規加入することはあり得るとの見解を以前に示しており、現代自加入の可能性は排除できない状況だ。

同開発連合はBMW、米半導体大手のインテル、インテルの子会社でカメラベースの先進運転支援システム技術を開発するイスラエルのモービルアイが16年7月に設立したもので、21年までに高度自動運転および完全自動運転システムを採用したモデルの量産化を目指している。共同開発したプラットフォームは、他の自動車メーカーや開発会社なども活用できるようにする方針。

同連合にはこれまでに、米自動車部品大手デルファイ、独自動車部品大手コンチネンタル、欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)およびカナダ自動車部品大手のマグナが参加している。

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