ミュンヘン工科大学、レンタル用に電動アシスト3輪自転車を開発

ミュンヘン工科大学はこのほど、ミュンヘン交通局(MVG)と自治体系エネルギー供給会社シュタットヴェルケ・ミュンヘン(SWM)の委託を受けて、電動アシスト3輪自転車(E‐トライク)を開発した。後部の車輪の間にボックスが付いており、約30キログラムの荷物を入れて運ぶことができる。MVGでは、年内にもE‐トライク20台を、公共レンタサイクルサービス「MVGラート」に導入する予定。

MVGラートは、市内にある多数のステーションに配置されている自転車を、スマートフォンのアプリを通してレンタルできるサービス。ボックス付き電動アシスト3輪自転車の導入により、買い物などで大きな荷物を運べるようになるほか、歩行に軽度の障害のある人や平衡感覚に問題のある人も同サービスを安全に利用できるようになると見込んでいる。3輪自転車の最高速度は時速25キロメートルとなっている。

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