独自動車大手のダイムラー は、自動運転の「ロボットタクシー」の開発に注力している。同社の戦略担当役員であるヴィルコ・シュタルク氏が独業界紙『オートモビルボッヘ』に明らかにしたところによると、既存の量産モデルに自動運転機能を導入するのではなく、初めからロボットタクシーとして設計した車両を開発しているという。独自のプラットフォームを介して、独自に開発したロボットタクシーを使用したモビリティサービスの提供を目指している。ダイムラーは2017年から自動車部品大手のボッシュと自動運転技術の開発で協力している。『オートモビルボッヘ』紙によると、共同開発では、ボッシュが制御ユニットの開発、ダイムラーはシステム統合に注力している。