個人消費が好調見通し、今年は+2%に

市場調査大手のGfKは9日、ドイツの個人消費が今年は実質2%増加するとの予測を発表した。失業者の減少が一段と進む見通しを踏まえてもので、これまでに引き続き経済のけん引車になるとしている。

部門別では食料品で3%増加する。消費者は所得の拡大と雇用の安定を受けて従来よりも高額の商品を購入するようになっており、昨年は食料品の売上高が前年比3.6%増の1,835億ユーロに拡大した。

非食料品部門の売上高は今年、1%増加する。昨年は0.7%増の1,701億ユーロだった。

欧州連合(EU)の今年の個人消費については平均1.5~2%の伸びを見込んでいる。

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